天気－晴れ、西からの強風。観客－8,000名

[前半]
9分：(尾道)ゴール直前右中間ラックよりモールを形成し、②がサイドを突き右中間にトライ。G成功。(0－7)
20分：(朝高)22m右中間より左へ⑨→⑩→⑪とつなぎ、⑪が左中間にトライ。(5－7)
27分：(朝高)ゴール直前右中間ラックより⑤が左へ持ち出し、右中間にトライ。G成功。(12－7)

[戦評]
西からの強風が吹く中、朝高は前半風下で戦う。立ち上がりは互角、そんな中、朝高のペナルティから尾道が敵陣でチャンスをつかむ。尾道は密集サイドを執拗に突き、最後はモールからサイド突破で先制トライを奪う。その後、徐々に朝高が敵陣でプレーし、ボールを動かす中、20分にトライ、5点を返す。27分にはFWがゴール前での連続アタックからトライ、逆転する。
後半は朝高が風上で、ほとんどの時間を敵陣で戦う。しかし、ゴール前でのミスが続き、なかなか追加点を奪えない。尾道の必死のディフェンスに朝高のミスやペナルティが重なり、終盤は尾道が敵陣に入り込む。尾道は敵陣ラインアウトからFWが連続攻撃を仕掛ける。朝高FWは真っ向からそれを跳ね返す。緊迫した攻防が続く中、最後はボールをキープした朝高がタッチに蹴りだし、ノーサイド。
尾道は自分たちの強みを信じ徹底して近場を攻め、朝高はそれを真っ向から受け止め、前半の少ないチャンスを物にする緊迫したロースコアのゲームであった。両チームとも風下でのディフェンスを必死に耐えたが、逆に言えば、風上での優位性を利用するエリアマネジメントがうまくいかなかった。朝高はミスを少なくし、時間とエリアをうまく使うゲーム運びが課題か。

大阪朝高大阪朝高

リザーブ	T	G	P	D	交代
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