まずは危なげなく初戦を突破できました。 終盤、三島の意地に1トライ返されましたが、終了直前に1トライ追加していいムードで試合を締められました。 今年のチームの試合を見るのは初めてですが、さすが選抜ベスト4、なかなかの好チームです。 FWの強さに加え、チーム全体の技術の高さと攻めのアイデアの豊富さは過去2年間を上回り、総合力では3年前のチームと遜色ないレベルだと感じました。 解説者が盛んに感心していたのはパスを出すタイミング。ギリギリまで相手をひきつけてから(時にはタックルを受けてから)長短織り交ぜたパスを正確につないでいくので、きれいにDFラインを突破できる。これは相当高いレベルの技術と日頃の練習の成果であると評価していました。 あまりキックを多用せず、次から次へとパスをつないで展開していくラグビーは、これまでの大阪朝高とは一味違った「見ていて楽しいラグビー」でした。ノックオンやスローフォワードが多かったのも、それだけつなぐ意識が高かった証拠ですので、次戦まで修正できれば心配はないでしょう。 個人で目についたのは、6番の孫昇己の突破力と9番の黄将基のクレバーなゲームメイク。10番の金典弘のプレースキックがやや不安定でしたが、こちらも次戦までの修正を期待したいところです。 さて、元日は同じBシードの目黒学院戦。 大阪桐蔭の試合とのかけもちテレビ観戦でしたのでチームの全体像はつかめていませんが、印象としてはFWの攻撃力が高いチーム。特に8番と10番の留学生コンビの突破力が要警戒ですが、ここにマークを集中しすぎると他の選手に突破されます。札幌山の手もそれでやられていました。 ここは朝高伝統の「魂のタックル」の出番です(今日はあまり見られませんでしたが)。低く突き刺さるようなタックルでFWの前進を止め、攻めのリズムを作らせないことが第一。マイボールになれば早い集散でパスをつないでいく。DFは大阪桐蔭などに比べると鉄壁というほどでもなさそうなので、つまらないミスさえなければそこそこのトライは期待できるでしょう。 平常心でかかれば十分に勝てる相手だと見ています。 元日は実家でのセヘインサもそこそこに、花園で全力応援です。シビれる試合を期待しています! イギョラ、大阪朝高! 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])