6月24日(日)、近畿大学グラウンドにて、｢第9回大阪私学一年生ラグビーフットボール大会｣が行われました。

参加校は大阪朝高、大阪桐蔭高校、大阪商大高、上宮高校、上宮太子高校、関西創価高校、興国高校、金光籐蔭高校の計8校で、トーナメント形式で行われました。

朝高は、一回戦で上宮太子と対戦し２４－０で完勝、続く二回戦では関西創価と対戦し、先制トライを奪われながらも3トライを返し１７－５で逆転勝ち、決勝戦へと駒を進めました。

決勝戦ではここ数年と同一カードで、大阪桐蔭と対戦しました。
ゴールデンウィークの練習試合では完敗した相手だっただけに、この一戦にかける朝高一年生の気合は充分でした。
立ち上がり、中盤で桐蔭のエースがラインブレイクし大きなピンチになろうかという局面を、ＦＷのバッキングタックルでノックオンを誘いピンチを回避。そのスクラムを基点に敵陣深くに攻め込んだ朝高は、ゴール前のラックから左に大きく展開し左中間にトライし、先制。ゴールも決まり７－０としました。
その後も一進一退の攻防が続きましたが、セットプレーからマイボールを活かせなかった朝高はなかなか敵陣に進出できず、桐蔭がゴール前に攻め込む局面が増えました。朝高もディフェンスを頑張りましたが、まだまだ実力の差があるのか、桐蔭にトライラインを割られ同点、勝ち越し、ダメ押しと、計3トライを奪われ、７－１９と逆転負けを喫しました。

結果的に優勝を逃し準優勝となりましたが、中学からのラグビー経験者12名、未経験者8名、そのうち５、６名ほどの未経験者が試合に出場する状況でよく戦ったと思います。特に決勝戦は負けはしましたが、一年生の気持ちが伝わってくる好ゲームでした。

昨日の大会を見ると、一年生達のこれからの成長、特に菅平合宿で実戦を重ねていく中、一試合ごとに成長していく姿が楽しみです。
みなさん、まだまだヒヨッ子の一年生たちですが、これから3年間、あたたかく見守って応援してください。
よろしくお願いします。