30分ハーフ。天気ー曇り。

[前半]
12分：(朝高)敵陣ゴール前５ｍ右中間スクラムより⑧が右へサイドアタックをしかけ、そのまま右中間にトライ。Ｇ成功。(７－０)
24分：(朝高)敵陣ゴール直前中央ラックより右へ⑨→⑩、⑩の右へのパスがＤＦに当ってはね、インゴールに転がったのを⑩が右中間で押さえトライ。Ｇ成功。(１４－０)
30分：(朝高)敵陣中盤中央ラックより左へ⑨→⑩→⑬→⑪とつなぎ、左へトライ。(１９－０)

[後半]
12分：(朝高)自陣10ｍ左中間ＰＫより⑨が右展開、⑧→⑥→⑭とつなぎ大きくゲインし⑮へつなぎ、右中間にトライ。Ｇ成功。(２６－０)
30分：(浪速)敵陣ゴール直前右中間ラックより②が左へ持ち出し、右中間にトライ。(２６－５)

[戦評]
近畿大会出場権を賭けた一戦。
試合開始キックオフのボールを相手に奪われる、ラインアウトが乱れて強みであるモールを組めないなど、朝高は立ち上がりの主導権を握れなかった。12分に先制トライを挙げるもリスタートのキックオフから敵陣に入れなかったり、ペナルティを重ね自陣深くまで攻め込まれるなど、流れをつかめず。それでも相手には得点を与えず、24分、30分に追加トライを挙げ、前半が終了。

後半、風下に立った朝高はほとんどの時間を自陣で過ごすことに。12分に相手ペナルティのクイックスタートからトライを挙げた以外は、攻め込まれる場面が多かった。朝高は浪速の攻撃を幾度も凌いだが、ボールを敵陣に運べなかったりペナルティを犯し、自陣に釘付け状態。時間は刻々と過ぎ朝高の勝利は確実なものとなっていったが自陣での状況は打開できず、結局ロスタイムに1トライを奪われノーサイドとなった。

勝った、近畿大会出場権を獲得した、それ以外はあまり成果のない試合であった。個々のリロードの意識が低かった、セオリーを守らず練習してきたことを出し切れなかった、主導権を握り試合を組み立てられなかった等々、たくさんの課題があぶりだされた。これらの課題が、結成間もない新チームにとっては良い糧になるだろう。先輩たちが残してくれた遺産で勝ち上がった新人戦は終わった。近畿大会に向けて己を見つめなおし、今年のチーム、自分達のチームを作っていく時期が来た。

大阪朝高

リザーブ	T	G	P	D	交代
16 韓 駿昊 (2)	0	0	0	0	← 1 高 壮秀（42分入替）
17 高 成柱 (3)	0	0	0	0	← 7 金 亮志（46分入替）
18 朴 崇範 (3)	0	0	0	0
19 鄭 篤樹 (3)	0	0	0	0	← 2 成 将守（3分入替）
20 黄 尚平 (3)	0	0	0	0
21 朴 英治 (3)	0	0	0	0
22 金 世眞 (3)	0	0	0	0
23 李 智成 (2)	0	0	0	0
24 夫 善紀 (2)	0	0	0	0
25 金 貴成 (3)	0	0	0	0