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全国大会 準々決勝 試合結果

大阪朝高 尾道
  12 5 - 0 12  
7 12
T G PG DG   T G PG DG
1 0 0 0 0 0 0 0
1 1 0 0 2 1 0
2 1 0 0 2 1 0 0

T:トライ G:ゴール PG:ペナルティゴール DG:ドロップゴール

日付 2015/01/03
Kick off 14:45
試合会場 花園第1グラウンド
レフリー
アシスタントレフリー


30分ハーフ。天気ー晴れ。

[前半]
12分:(朝高)敵陣中盤右ラインアウトより左へ⑨→10→⑥が中央を突破して走り切り、右中間にトライ。(5-0)

[後半]
1分:(尾道)敵陣22mライン付近左中央ラックより右へ⑨→15→13→10が右中間にトライ。(5-5)
19分:(尾道)ハーフウェイライン付近右中間スクラムより左へ⑨→15→13→12→10→11が左隅にトライ。G成功。(5-12)
31分:(朝高)敵陣ゴール直前左中間ラックよりモール形成、そのまま押し込み、⑦が左中間にトライ。G成功。(12-12)

引き分け。抽選の結果、尾道が次戦出場権獲得。

[戦評]
4年ぶりのベスト4を狙う朝高と初のベスト4を狙う尾道の一戦は、予想通りタックルとブレイクダウンの勝負であった。
前半はほぼ朝高がボールを支配し、尾道陣地で試合が進む。朝高は、FWを前面に押し出しラック•モールで尾道ゴールに迫ると、12分、粘る尾道のDF網をこじ開け先制トライを挙げる。その後も敵陣ゴール前に迫りインゴールにボールを押さえたように見える場面もあったが、トライは認められず追加点を取れなかった。一方、DFで粘る尾道にも敵陣でのチャンスが巡ってくるが、FWのアタックを朝高に跳ね返され得点できず、5-0のまま前半終了。

後半開始キックオフのノックオンからスクラムを得た尾道は、前半から一転、BKでボールをつなぎ一気にトライを奪い同点とする。一方の朝高は前半と打って変わって、後半は敵陣深くに入り込めず得点機を作れない。膠着状態が続く中で迎えた19分、尾道は再びスクラムからBKの展開でトライを挙げ勝ち越し、この試合、初めてリードする。朝高にとって苦しい展開が続く28分、尾道が危険なタックルで⑧がシンビンとなり朝高にチャンスが巡ってくる。FWの人数が1人多い朝高は徹底してラック•モールで攻めロスタイムの31分、トライを決め2点差、ゴールも決まり遂に同点とする。残り時間がほぼ無い中で、キックオフをキャッチした朝高は自陣からモールを組む。尾道はそれを必死に止める。モールが止まり朝高がボールを動かす、尾道も食らいつく、外に人数が余りパスするがキャッチできずノックオン、ボールはどちらにも出ずレフリーの笛が鳴る、無情にも勝敗がつかないまま試合終了となった。

「負けではない。でも、勝てなかった。」
勝ちに不思議な勝ちはあっても、勝てなかったのには相応の原因があるはず。最高の準備が最高の結果を生むが、準備で些細なつまずきがあった。前半のチャンスでもう1トライ取っていたら。先制トライの後、PGを狙っていたら。後半のキックオフ、普段は100%に近い補給率を誇るプレイヤーがまさかのノックオン。大きな大会であろうが勝敗を分けるのは、やはりほんの些細な事なのである。

大阪朝高
リザーブ T G P D 交代
16 ()
17 ()
18 李 承爀 (1) 0 0 0 0
19 ()
20 ()
21 ()
22 ()
23 ()
24 ()
25 ()

関連ロケーション

地図を大きくする。 [花園第1グラウンド]

尾道との戦績

公式戦対戦成績(2011年〜2011年) 大阪朝高 1勝0敗0分

過去3試合の対戦結果

2011/04/02 練習試合 ○ 7-0 ●

2011/01/01 全国大会三回戦 ○ 12-7 ●

2010/12/19 招待試合 ● 26-31 ○

全国大会 試合情報一覧

2015/01/03 準々決勝 尾道 △ 12-12 △

2015/01/01 三回戦 茗溪学園 ○ 36-7 ●

2014/12/30 二回戦 光泉 ○ 44-12 ●