３０分ハーフ　天候―晴れ
グラウンド状態ー良好　観客人数ー8500人

［前半］
9分：(朝高)ゴール前右中間スクラムから右へ⑨→⑫とつなぎ⑫が右隅にトライ。⑫Ｇ不成功。　(５－０)
11分：(報徳)自陣10ｍ左中間からキックカウンターをし、右へ⑮⑬⑭⑬とつなぎ⑬が右中間へトライ。⑫Ｇ成功。　(５－７)
16分：(報徳)22ｍ中央ラックから右へ⑨⑩⑮⑭とつなぎ⑭が右隅にトライ。⑫Ｇ成功。　(５－１４)
17分：(報徳)自陣30ｍ左中間ラックより右へ展開し⑭が右中間へトライ。⑫Ｇ不成功。　(５－１９)
23分：(報徳)自陣30ｍ中央ラックより左へ⑨⑩⑪⑨とつなぎ⑨が右中間へトライ。⑫Ｇ成功。　(５－２６)
29分：20ｍ中央ＰＧ。⑫成功。　（５－２９）
30分：(朝高)ゴール前5ｍ右ラインアウトよりモールを組みそのまま右隅へ②がトライ。⑫Ｇ不成功。　(１０－２９)

［後半］
4分：(報徳)敵陣10ｍ左中間ラックより右へ⑨⑩②とつなぎ②が右中間へトライ。⑫Ｇ成功。　(１０－３６)
10分：自陣10ｍ中央ラックより左へ⑨⑩⑫⑮とつなぎ⑮が中央へトライ。⑫Ｇ成功。　(１０－４３)
22分：(朝高)ゴール前20ｍ右ラックより左へ⑨③とつなぎ③が右中間へトライ。⑫ゴール成功。　(１７－４３)
26分：(朝高)ゴール前10ｍ中央ラックより左へ⑨⑫とつなぎ⑫が左中間へトライ。⑩Ｇ不成功。　(２２－４３)
27分：(報徳)25ｍ右中間ラックより右へ⑨⑩とつなぎ⑩が中央へトライ。⑮Ｇ成功。　(２２－５０)
30分：(朝高)ゴール前5ｍ左ラインアウトよりモールを組みそのまま押しこみ⑰が左中間へトライ。⑫Ｇ成功。　(２９－５０)

［総評］
前半、報徳はキックオフ直後から素早く展開し自陣まで攻め入るが朝高はキャプテンのビックタックルから反則を誘い敵陣で強みのフォワードでボールをキープし貴重な先制点を得る。
しかしトライ直後、朝高がキックしたボールを報徳が一気に展開。あっさりと逆転されてしまう。
その後は報徳の展開力を前に3トライを奪われ圧倒的な試合運びとなった。朝高は前半終了間際モールでトライを奪い１０－２９で前半を折り返し後半に望みをつないだ。

後半、序盤から朝高が敵陣でボールを継続し深くまで攻め込んだがトライライン目前でボールを奪われる。報徳はボールを一気に展開しトライ。１０－３６と朝高をさらに突き放す展開となった。
朝高はターンオーバーからPR崔のトライ。キャプテン李のトライと点差を詰めるもキックオフを再獲得した報徳がボールを継続しトライ。２２－５０と、さらに突き放されてしまった。
後半３０分、朝高は相手の反則からボールを蹴りだしモールを組んでトライを決め意地を見せたが反撃はここまでだった。
コンバージョンキック成功とともに、ノーサイドの笛が今年のチームの終わりを告げた。


「復活」という目標を掲げ、4年ぶりの全国大会出場を決めた。
府予選を突破し4年ぶりの悲願を成し遂げたキャプテンは、しっかりと目標を見据えていた。

「4年ぶりの全国大会出場を決め復活を果たしたが、本当の復活はベスト８以上ではないか。」

今年は３年生を中心に死にもの狂いで練習に励んできた。
が、キャプテンの話す本当の復活を遂げることはできなかった。
1回戦、2回戦はいつも以上にプレーが硬かった。
それはなぜか。
今年のチームに花園を舞台を経験したものがいなかったからだ。

ノーサイドの瞬間１０人の１，２年生たちがグランドに立っていた。
何を意味するのか。

手探りでつかみ取った花園の舞台。
全国大会で勝利することの難しさ、悔しい経験。

この想いを背負い、新たな挑戦が、始まる。

大阪朝高

リザーブ	T	G	P	D	交代
16 金 一輝 (2)	0	0	0	0
17 李 淳弘 (1)	0	0	0	0	← 2 金 樹一（37分入替）
18 高 太佑 (3)	0	0	0	0	← 3 崔 暢賢（58分入替）
19 金 泰成 (2)	0	0	0	0	← 9 李 錦寿（56分入替）
20 金 侑悟 (1)	0	0	0	0	← 13 李 優賢（28分入替）
21 金 誠哉 (3)	0	0	0	0
22 李 慶将 (2)	0	0	0	0	← 11 金 慶生（47分入替）
23 黄 柊河 (3)	0	0	0	0
24 金 勇哲 (1)	0	0	0	0	← 4 蔡 唯志（30分入替）
25 高 祥文 (3)	0	0	0	0	← 6 李 翔一（42分入替）